「誤解しないでください。私たちは魔法の杖を振って呪文を唱えるだけでポリオを根絶したり、世界に平和をもたらしたりするわけではありません」。
ドミニカ共和国で浄水器の設置活動に携わったときにロータリーのマジックを目にしました。そのとき、汚い水がフィルターに入り、反対側から透明な水が出てくるのを、二人の少年が見ていました。
「少年の一人が私の袖をつかんで、『もう一度魔法を見せて』と言ったのです」とアーチック氏。「もちろん、その浄水器が魔法なのではありません。浄水器を輸送し、設置し、現地のリーダーと協力してメンテナンスを行うために、私たちは懸命に活動しました。安全な水を簡単に入手できれば自分たちの人生が変わるということを、少年たちは知っていました。私が少しでもその力になれたと知ったことで、私の人生も変わったのです」
アーチック氏は、ロータリーの行動計画を推進し、継続と変化のバランスを取り、平和のために活動するよう会員に促しました。2025年には「分断された世界を癒す」をテーマに会長主催平和会議を開催する予定となっています。
また、継続と変化のバランスを取ることの必要性も強調し、どちらもロータリー行動計画の原動力であると述べました。
ステファニー・ア−チックR.I.会長
昨年、沢山のお客さまをお迎えし、神戸須磨ロータリークラブは60年の節目を迎えることができました。
還暦の「還」の文字はかえる・もどるという意味を持つ漢字を使います。
今年度61期を迎える我が神戸須磨ロータリークラブは、今年新たなスタートラインに立ったといえるでしょう。
コロナ禍を乗り越えた今こそ、60年前の先人達の想い、そして我々が入会当初に抱いた想いを再度蘇らせて、ロータリー本来の活動を取り戻し、さらに進化していく事業を展開して参りたいと考えます。
また、当クラブの会員相互及びそのご家族との親睦や、外部交流も活発に行います。
私は、第61期となるクラブテーマを「踏み出そう新たなるスタート〜笑顔咲くクラブの創造〜」とし、その上で、神戸須磨ロータリークラブに変化をもたらすため、以下の重点目標を掲げさせていただきます。
『重点目標』
・3か年計画の策定
・会員基盤の向上と、資質向上
・楽しいロータリーライフ
・会員の奉仕事業への参画
・「環境」を考えた新たな奉仕事業の調査
以上の『重点目標』を実践し、すべての会員のみなさんと共に、神戸須磨ロータリークラブを楽しみたいと思います。
どうぞ、ご協力の程よろしくお願い致します。 |
神戸須磨ロータリークラブ
2024-25年度 会長
中右 剛彰 |
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